逆ハという程のものでもないですが、ぱっと浮かんだので書いてみました*
* * * * * * * * *
「きゃーっ!!不二先輩っ!!」
「手塚先輩!!」
「これバレンタインチョコですっ!!」
「一生懸命作りました!!お願いですから受け取って―――」
「 整 列 っ !!!!!!!!!」
「不二くん達の手は2本以上無い!!練習に支障が出る!!チョコレート及び贈り物は所属と氏名を明記・そこに設置してあるゲートを通過した上で各人宛のボックスに入れる事!!以上意義はっ!?」
「・・・あの・・・先輩・・・」
「何?」
「そのゲートというのは・・・あちらにある、凄い物々しい鉄のゲートは・・・」
「安全対策のための
金属探知ゲートに決まってるじゃない。空港によくあるでしょ?」
((((空港にあるものが学校にあって堪るかあ!!!)))
※・・・とは言えない。
「心配しなくても、ゲート通過後のブツもひとつひとつ丁寧に検査して爆発物や毒物・猛禽類が混入されてないかをチェックします。彼らの身の安全は責任持って保証しますので、安心してバレンタインの贈り物を託して下さい!」
「「「・・・・はぁ・・・・」」」
「・・・・なー。大石ぃー」
「・・・なんだ?英二」
「向こうさぁ・・・また物凄い気合入れてるけど」
「あぁ」
「・・・・俺たちへの・・・チョコとかは・・・・」
「用意していない確率、87%だな」
「「「「・・・・・・・。」」」」
「エージ先輩、心配すんの、そこだけじゃないみたいっすよ」
「んにゃ?桃?」
「さっき、部室裏でなんか破裂してたっす」
「Σ!!」
「あぁ、そういえばここの所、『警備強化』って張り切ってたっけ。ふふ、相変わらず頼もしいよねぇ」
「ぎゃああああ!!校内テロが起こるにゃあああ!!!!」
* * * * * * * * *
と、まぁ。
おおむねいつものノリという事で。(笑。)
彼らへのチョコが本当に用意されていなかったか否かは・・・気が向きましたらまた。
あるいはご想像にお任せ致します。(笑。)PR